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人間の原理

こんにちは、L.P.@フィリピン・セブ島です。

先日NHKスペシャルで、振り込み詐欺の特集を見ました。(もう数日経ってしましたが)
何人かの人(多くは学生やその他若者でしたが)を取材したものでしたが、なぜ犯罪に手を染めたのか、どのように感じているのかというのがとても印象的でした。

特に、一流進学校に通ったものの、大学に行けず、東大や医学部にいった同級生に対して

劣等感を持っており、お金で見返してやろうという思いや、罪悪感がないということなど印象的でした。

また、捕まった人の友人十数名が罪は許されないが、動機は理解できるといっていたこともまたとても印象的でした。

見ていてなぜだろうかと思いつつ、その人達の必然性というものがやはり見え隠れする。どうしてもそこに関心が行ってしまうようだ。


それから、最近日本から持ってきたカウンセリング関係の本を読んでいる。
その中で、クライアント中心療法(来談者中心療法)や、その提唱者カール・ロジャーズが出てきた。当然名前などある程度知っているが、真面目に勉強したことがなかったので、とりあえずフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で調べてみた。また、これらに関連して、ゲシュタルト療法人間性心理学も調べてみた。

基本的にクライアント中心療法やゲシュタルト療法は人間性心理学に分類されるそうだ。

そして、ゲシュタルト療法の説明の中に以下のような説明があった。

・・・・・・

セラピーの姿勢としては、カール・ロジャーズの来談者中心療法などと一緒に人間性心理学の中に分類されている。

このセラピーでは、過去になにをしたか、それはなぜなのかを問うことはしない、「今・ここ」で、「いかに」・話しているか、「なにを」・話しているかを問題にする。それを気づき、体験すること、そこから全身全霊的な気づき、覚醒を目指し、そこで自分自身であるという自由を取り戻すことを目的とする。

やり方としては、グループワークショップとして行われることが多い。

ゲシュタルト療法の手法というのは、心理学や哲学の手法を広く取り入れており、それらを精神と身体の完全統一という考え方に基づいて、セラピーの療法として統合したものである。この療法の目的とは、活動におけるより確立した独立と、自然な成長を阻害する障害物に対処する能力を、患者自身が獲得することを助けることにある。

・ ・・・・・・

おそらくですが、自分は人間性心理学や、そこから生まれたトランスパーソナル心理学といったものの考え方に近いのではないか、またそういう考えに影響を受けているのではないかと感じている。

しかし、上記抜粋の「過去になにをしたか、それはなぜなのかを問うことはしない」というのが引っかかった。

つまり、違うと感じたからだ。

もちろん、上記抜粋にあるような「「今・ここ」で、「いかに」・話しているか、「なにを」・話しているかを問題にする。」ということは大切なことだし、自分もそのことをセッションのスタートポイントにしている。

しかし、今・ここにある「人」というのは、その人の人生というプロセスを経て今・ここにある「人」、「人格」を形成しているわけで、良いか悪いか別にして、しかるべきして今・ここにあるわけである。 

そして、自分も含めてセッションを希望する人は、何らかの問題や悩み現状に対する不満などを持っている。

そしてそれらのネガティブな感情というのは本当の自分、本来の自分に対する抵抗であったり、反抗であったり、反骨心が原因になっていると思っている。

だからこそ自分はそのようなネガティブな感情をポジティブなパワーに変換するお手伝いをしたいと考えているし、「セッション」(なんて呼べばいいのでしょうか?)を通じて現にそのようなお手伝いをさせて頂いている。

ではどのようにポジティブなパワーに変換するかというと、今・ここにある「人」がなぜ今・ここに・このようになったのか、その人生のプロセスを紐解いていくことによって、その人の本当の自分、本来の自分を素直に認識し、受け入れることができる(否が応でも納得させられる!?)からだと思っている。

上記のカウンセリング療法やその他一般にいわれていることに「クライアントの中に答えがある」とか「クライアントが答えを知っている」というのがあり、私もその点は同感である。

しかし、だからといって必ずしも時間をかけて答えを引き出さなくても、クライアントが「心の底から納得する」あるいは「頭ではなく体で分かる」状態になることが大切であると思っているので、1回で終わってしまう。

だから、私のセッションでは必ずしもクライアントが「気がつく」のを待つわけではない。

もちろん、クライアントが「既に潜在意識が認識している答え」をはき出すようになる場合もあるし、「既に潜在意識が認識している答えを避けようとする」人に対しては、逆にその人の答え、つまりその人の心が見えてしまうので、その真実をこちらか迫る場合がある。もちろん、その人の心が見えるだけではなく、なぜその人が今・ここに・このようになっているのかという過去の人生プロセスとその理由が見えるため、「答えを避けようとする」人も受け入れざるを得なくなるというか、自然とその理由が納得でき、その答えを、つまり本当の自分、本来の自分というものを心の底から納得できるのだと思う。

そして、だからこそ以前ご紹介したMさん(素直じゃない似たもの親子、ビジョンクエストその6)のように、お父さんとの何十年という確執を乗り越えて、勇気ある決断と行動により、お父さんと対話を持ち、関係改善ができたのだと思う。

自分のセッションが1回ぽっきりの時間無制限一本勝負の勝負・闘いだと思っている理由は「答えを避けようとする」人の心と向き合い、真剣勝負をするからだ。

こちらの構えに殺気を感じ降参した人は自ら答えを発するし、抵抗する人は真っ二つに切られた心の中身を目の当たりにし、自分の真実を見せつけられてしまう。

そのため、心の準備ができていない人、自分自身と闘う覚悟がない人は心が見えない場合があるのだと思う。

しかし不安で恐ろしいけれど勇気を持って自分と向き合ってみようという覚悟ができセッションを希望される人は、その心が見えるのだと思う。

そして、ややもするとその人を傷つけたり、反感を買うような荒療治!?をするのは、「すべての人は元来純粋な心を持っている」ということ、そして「今・ここに・このようにあることにはすべて必然的理由がある」ということ、そのような自分の信念に他ならないのだろう。

罪悪感も持たずに振り込み詐欺をする犯罪者も、秋葉原で通り魔をする犯罪者も生まれたときは「純粋な心」を持った人。それが何らかの事情・運命によって、しかしその人の決断と行動によって、犯罪を犯さなければならない「今・ここに・このような人間」になったのだと思う。

結果としての良いこと・悪いことや、成功・失敗、あるいは犯罪者ということには必ずしも固執せず、「Learning Process」にこだわるようになった自分自身の理由というのは上記の信念があるからだろう。

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テーマ : 自己啓発・能力開発 - ジャンル : 学校・教育

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お疲れ様です。安藤嘉浩です。
ブログのコメントありがとうございます。とても素晴らしいメッセージありがとうございました。先日、経営リーダー育成塾というトレーニング期間を終えました。そこで、我が社の経営ビジョンを発表しました。大切な仲間の思いを話しました。最後の卒業生の一言で大泣きしてしまいました。1人ビジョンクエスト的なことができ、新たな気づきを得ることができました。泣くという仕草は非常に心を温かくしてくる源だと感じました。
また、ご連絡いたします。

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           L.P. (Learning Process)             

Author:           L.P. (Learning Process)             
日々、自分の人間性を高めていくために奮闘している中年男です。

2007年、会社でパワーハラスメントを受け、カウンセリングに通う。
これを機に自分を見つめ直し、カウンセラーから教わったT/A、アサーションをきっかけに様々な心理学、自己啓発を学び、元気を取り戻す。
自己啓発、心理学、スピリチュアルなど様々なセミナー、様々な本を読み漁るも、全く成長の実感がつかめず歳だけを取っていく。
8年後の2015年、ほんのわずかながらも成長を感じると同時に、改めて非常に時間のかかるラーニングプロセスであると実感し、今日も目に見えないながらもわずかな成長を信じて、日々のラーニングプロセスを記録としてブログに刻む。

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